【詩】まだ空が青く、遠くへ飛べるうちに

僕は青空を何枚も切り取って

君の顔や体に

一枚一枚 貼りつけていく

君のつんとすました鼻や

何か言いたげな小さな乳房に形を切りそろえながら

青空を君に ペタペタと貼っていく

これはゲームじゃないんだよと僕が言っても

君はくすぐったくてたまらないのかクスクスと笑うばかりで

この世の憎しみや悲しみとは

まるで無縁だと言わんばかりだけど

これが君を守るための最後の方法なんだからね

僕はまだこの地上に残って

いろんな馬鹿げた事柄にケリをつけなきゃならないけど

君は空へ帰れ

まだ空が青く 遠くへ飛べるうちに

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プロフィール

Author:euReka(エウレカ)
euRekaと申します。小説や詩を書いています。

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