【短歌】27




音もなく
雪のひとひら宿さがし
革靴に落ちて
白い笑顔



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【短歌】26



東北を
見棄ててる自分がそこにいて
気づかないふりをしていた


【短歌】25



死んだよに眠るデモ隊かき分けて朝を通勤するウォール街


(補足:中東の革命、日本における最悪な原発事故に喚起された反原発運動、そして今回全米各地で発生した、超格差社会にNO!を突きつけるための大規模デモ、といった、われわれの棲む社会の抱える、大いなる矛盾にたいして、世界中の人々はうんざりした気持ちを圧し殺すことをやめ、ただ沈黙しているだけなんて、すごく馬鹿げたことじゃないかと考えるようになりました。でも一番肝心なのは、イヤなことはイヤであり、オカシイことはやっぱりオカシイのだという、当事者にとってはごくあたりまえの行動が、たちまち世界的なニュースになってしまうということです。だってごく日常的な幸福や不幸の感情が、あるいは、こんなささやかな生活だけれどなんとしても守らなきゃいけないっていう、なけなしの、小さな祈りが、この巨大な世界を動かす、大河の一滴になっているっていうまぎれもない事実に、私いま、体がブルブルと震えていますからね)

【短歌】24




戦争の音を響かせ飛ぶヘリの
敵も味方も夕闇の中



【短歌】23




原爆の子どもが電気つくります
お金あげるし安全ですよ



【短歌】22




愛してる
それは嘘ではないけれど
愛の意味ってまだ知らないの



【短歌】20




君と僕シンクロしてる瞬間を写メ撮るのさえまどろっこしい



【短歌】19




文明の発祥地より現代のグローバリズムひっくり返せ



(今回は特別に解説を!:この短歌は、今テレビや新聞などで報道されているエジプト革命について書いたものです。「文明の発祥地」というのは言うまでもなくエジプトのことで、「グローバリズム」というのは、米国が全てを取り仕切る、米国にとって都合のよい、米国中心のやり方を世界に押し付けるという意味です。つまりエジプト革命というのはエジプト一国の事件に収まるようなものではなく、現代の米国中心の世界秩序を「ひっくり返」す可能性を十分に秘めた、まさに第一級の世界史的な出来事が、今この瞬間に起こっているということを短歌で表現しかったのですが、このような込み入った出来事を、たった31文字の短歌でお伝えするのは到底無理であるということに、書いたあとようやく気付きました(笑)。)

【短歌】18




ニンニクの臭み取ったらニンニクの気持ちはどこへ行くのでしょうか



プロフィール

Author:euReka(エウレカ)
euRekaと申します。小説や詩を書いています。

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