【詩】「モットー」をテーマにして書いた詩

火の用心とか

そういうのじゃ駄目ですよね

もっと

もっともらしい

モットーじゃなきゃ 大人として恥ずかしいですよね

もともと

モットーなんて私

もってないので

もたもたしてる間に

ヤカンのお湯もも沸騰したので

ちょっと火を止めてきますね

よかったら お茶でも一つ
スポンサーサイト

【詩】無題30

この世にはほんとうとウソがあって

きっとそのほとんどがウソなんだけど

でもほんとうの“ほんとう”は この世のどこかにきっとあって

ほんとうに出会った人は出会ったときのまま別れることはないし ほんとうに好きな人は何があってもぜったい死なない

だってそうじゃなきゃ何も信じられなくなるし すべてがウソになるでしょ

【詩】無題29

言葉になれない言葉もある

それはアナタとワタシの間を漂いながら

二人を照らす月明かりや頬をかすめるそよ風に姿を変える

愛とはなんでしょう

私が月明かりの中 手を伸ばして掴んだものは愛ですか

【詩】無題28

ワタシ

声を出して何かを語ろうとする誰か

届かないうたを歌い続ける憐れな歌手

世界一のさみしがり屋

いま 赤に染まっていく夕焼けを眺めながら 声もなく涙を流している一本の長い影

【詩】「ベッドの中」をテーマにして書いた詩

カーテンを閉め

布団にもぐりこんだら真っ暗だった

でも君がいて僕がいて

それで充分に思えた

でも何かが足りない

決定的な

永遠のような

絶望のような

愛のような

訳のわからないものが

布団の中でもがく二人の間を音もなくすり抜けていった

そして暗い部屋の中二人で煙草を吸った

君のメンソールだったと思う

【詩】無題27

本当のことを言えば 物質も心も始めから存在などしない

あなたや私という境界もね

つまり存在や境界というのは 一つのルールであり切ない希望でしかなく

私たちはこの世に生まれる前 そんなルールなんて関係ない場所を永遠に漂っていた

でも何の因果か私たちは このルールある場所に放り出され ときにたそがれながらもアナタという希望を探し続けている

【詩】「温度」をテーマにして書いた詩



熱い茶をすすりながら

真っ白な雪の庭を眺める

昨夜(ゆうべ)は夢の中でも雪が降っていた

これは夢の続きか?

それにしては

やけに冷えるし

ほら 君の吐く息も真っ白だ

もう一杯

熱い茶を頼む

【詩】私たちの正式な学名

私たちの生物学上の名前は

ホモ・サピエンス・サピエンスといいます

私たちの親戚には

ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスという人々がいましたが

もう2万年くらい前にこの地上からいなくなってしまいました

ちなみに「ホモ」とは人間という意味で

「サピエンス」とは賢いという意味

それからネアンデルターレンシスの「ネアンデルタール」というのは 新しい人という意味で

つまりホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスというのは

人間・賢い・新しい人!

それからホモ・サピエンス・サピエンスは

人間・賢い・賢い!

という意味になります

だいたい自分のことを「賢い」なんて言う人は よほどの天才かよほどの馬鹿だと思うのですが

自分が「賢い」ということを二回も繰り返す人って ほとんど狂ってると思います

でもそれが 私たちの名付けた

私たちの正式な学名なんです



(もしかしたら、賢くあって欲しいという願いを込めて付けられた学名かもしれませんが、もし私が命名するなら――人間・孤独・愛しい――homo_loneliness_darlingensis……かな(笑))

【詩】自分では確かめようもないことだけど

地球が一日一回転してるって

ほんとうなのだろうか

まあ自分では確かめようもないことだけど

それで世の中うまく行ってるならまあいいか

それから年間1500万人の人が餓死してるってネットに書いてあったけど

それってほんとうなのだろうか

まあ自分の力だけでは真実を知ることなんて出来ないけれど

それでも地球が回ってるんだったらまあいいか

(追記:世界の人口約69億÷現在存在する194の独立国家で単純計算すると=一つの国家の平均人口は大体3500万人。ちなみに近隣の朝鮮民主主義人民共和国の人口は約2200万人。チューリップでお馴染みのオランダは約1600万人。それから哲学と神話の国ギリシャは約1100万人になります。つまり1500万人の人間が一年間に餓死するということは、一つの国家が一年に一つ消失することに等しいということです。さらに言うと、第二次世界大戦で死亡した人間の数は全世界で約6000万人。アジアで約2000万人。日本人は約300万人が犠牲になっています。第二次世界大戦は約4年間続きましたから、6000万人÷4年で=一年間に1500万人死んだ、ということになります。なぜか一年間の餓死者数1500万人と、奇妙に数字が一致します)
(さらに追記:「餓死」と一言で表現することは出来るけど、つまりは食べるものが無くて死ぬということです。人間というものは、銃で撃たれるか車に轢かれでもしない限りそう簡単に死ぬものではありません。仮に何も食べるものが無くても、人間は水だけで50日生きられると言われています。もちろん50日というのは健康体の成人がぎりぎり耐えられる限界、ということで――慢性的に栄養状態の悪い子供なら、いつ死んでもおかしくはないし、抵抗力も弱っていますから、伝染病や様々な病気にかかり易い。一年間の餓死者1500万人のうち、実にその4分の3が子供であるということも頷けます。私がひらすら考えるのは、食べるものもなくただ死んでいくしかなかった人々や子供たちにとっての希望とは、いったい何だったのだろうということです。もしかしたら、生きていくことに希望を持つということすら知らない人たちかもしれませんし、もし知っていたとしても、希望というものが、どれだけ彼らの役に立ったというのでしょう。もしくは、1500万人という餓死者の数を目の前にして、希望などという言葉で自分を慰めようとしている、その自分自身が恥ずかしくて)

【詩】「祈り」をテーマにして書いた詩

折り鶴を 来年は折ってみようと思います

まずは折り方を調べて

それから折り紙を買って

一枚一枚

鶴なんか折っていくことに

何の意味があるのか分からないけど

8月までに千羽折れたら

長崎に持って行きます

そして長崎の友達に会って酒でも飲みたいと思います

それが私のささやかな夢です

プロフィール

Author:euReka(エウレカ)
euRekaと申します。小説や詩を書いています。

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR